【GO!ドリームス:アンハッピー・トライアド】

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ついに2019年シーズンのキャンプインとなった2月1日。

根尾さんの軽い肉離れなど、個人的に衝撃的な残念情報もありましたが、このサイトも約1ヶ月の間、更新が滞ってしまいました。

私、shimo2が生業としているフリーライターのサガと申しますか、あるあるネタと言いますか、この仕事は往往にしてオファーが重なったりします。

欲張って、来るものを拒まず地獄を見たこともありますし、現実的な判断をしてオファーを断り、そのクライアントから二度と声がかからなかったこともあります。

どちらが正しいのかはフリーランスの永遠のテーマというか、運次第というか。そんなわけで、仕事を拒まずに受ける選択をした2019年1月、案の定な状況になってしまいました。

さて、この記事から始まる新テーマ『GO!ドリームス』は、我々のチームの現在を記録していきます。

あ、ここまで書き忘れていましたね。私たちのチームは「DREAMS」という名前です。

野球が大好きなのに、やったことはない。でもいつか、あの憧れのプレイヤーのようにプレーしてみたい。

そんな夢を追いかける変わり者たちのチームにぴったりのチーム名です。

『週末スライダー』は私たちの歩みを時系列で追いながら、これから野球を始めたい人たちのための情報を解説。

そして『GO!ドリームス』は、リアルタイムに起きていることを書いていきたいと思っています。

その第1回は、チームメイトの手術です。

2019年2月6日、私たちのチームメイトが手術を受けました。

彼は2018年11月のある土曜日、いつものようにチームの試合をこなし、その後で2時間の練習を行いました。そして次の日の日曜日に2試合をこなす予定でした。

草野球に詳しい方はこう書いただけでわかると思いますが、これは完全にオーバーワークです。簡単にいうとやりすぎです。

日曜日の1試合目、外野手の彼は打球を無理な体勢で捕球し、膝がねじれた状態のまま送球。ここで左ひざを痛めてしまいました。

「やっちゃった」と、誰もがその瞬間はわかります。でも、その直前までは想像もしていないのがスポーツの怪我なのです。

みなさんは「アンハッピー・トライアド」という言葉を聞いたことがありますか?

これは膝の怪我のことなのですが、スポーツによる膝の怪我は一箇所で済むことが少ないのです。

「前十字靱帯」「内側側副靭帯」「内側半月板」は、膝関節を構成する3つの部位。

膝を痛める場合、これらを複数で損傷することが多いのです。まさに不幸の連鎖。これが「アンハッピー・トライアド」です。

彼はこの3つのうち、「前十字靱帯」と「内側半月板」を痛めてしまいました。しかも「前十字靱帯」は断裂です。

この「前十字靱帯」の修復手術を受けたのです。

無事に手術は成功しましたが、これから半年に及ぶ長いリハビリが待っています。

このリハビリ期間は日常生活を普通に送るレベルのもので、野球に復帰するにはもっと時間がかかるでしょう。

はい?

そうです、彼はやる気なんです、まだ野球を。

40代ですから、決して若くはない年齢。

手術には当然入院が必要ですし、仕事も休みます。上司には嫌味のひとつやふたつは言われたでしょう。

でも彼は、これから復帰まで1年近くを要するとしても、やる気なのです。

怪我をする前と同じように、あのグラウンドを走り回るつもりです。

彼は、私が20年間見てきた草野球プレイヤーの中で、最も守備が上手い外野手です。

そのファインプレーは一度や二度ではありません。

我々チームメイトはもとより、相手チームの選手たちからも賞賛されるような奇跡的な捕球を、何度も見せてくれました。

決して足が速い選手ではありませんが、打球が飛んでくる位置の読みは天才的。

誰よりも早く一歩目を始動することで、足が速くないにも関わらず、誰よりも広い守備範囲を誇っています。

私は彼に聞いたことがあります。どうやってそんな外野守備を身につけたのか?

「僕は全然打てない選手だったんです。だからせめて守備だけは磨こうと」

思って、ひたすら考え、練習したということです。

取り柄のなかったベンチウォーマーが、なんとかあのグラウンドに自分も立ちたいと思って磨いた技術。

それが彼を不動のレギュラーに押し上げ、敵味方から賞賛される守備を身につけたのですね。

野球の神様は、そんな彼にまた試練を課しました。

今はとてもとても、グラウンドに立つことはできません。ただ野球をするだけなら、1年でできるかもしれません。

でも、あの天才的な外野守備を取り戻すには、一体どれくらいの時間を必要とするのでしょうか。そもそも、できるのでしょうか。

でもなぜでしょう、彼ならできるだろうと思ってしまうんですね。

彼が不可能を可能にしてきたのを何度も見ましたし、今回の怪我から復帰して以前と同じようにプレーすることは、かなり難しいのは承知の上なのですが。

これから長くて辛いリハビリ生活です。プロでもないのにアホだなぁ、とも思いますが、めちゃくちゃカッコいいとも思うわけです。

この20年間で、怪我を克服して選手として復帰した人は何人もいます。

実は私もそうです。そんな野球バカに囲まれた野球バカで本当に良かったなぁ、と思うわけです。

だからまだ飽きもせず野球ばっかり、やってるんでしょうね。

いくつものドラマがこのチームにはありました。

いずれ、機会があれば書かせてください。

現在の我がチームはこんな感じです。

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