ルーキー始動! プロの第一歩はこうしてスタートする!

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支配下83名、育成選手21名が指名された2018年ドラフト会議。2019年に入り、ついにルーキーたちもプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた。

ルーキーたちはもちろん、その育成を担う首脳陣や、チームメイトでありライバルにもなり得る先輩選手たちも、その動向には注目していることだろう。

もちろん、我々ファンだって、アマチュア野球のスターたちがどのようにプロ野球選手として成長していくのか、気になるところ。今回はルーキーたちの開幕までのスケジュールを調べてみた。

新年明けて、1月からスタートするプロ入りイヤー!

10月にドラフト指名を受けた選手は、11月に指名挨拶と仮契約、そして12月にかけてメディカルチェックと本契約を結ぶ。新人選手の背番号が決まり、真新しいユニフォームに身を包んで、新入団選手の発表会が行われるのもこの時期だ。

プロ野球選手としての始動は年明け1月の選手寮への入寮から始まる。球団によって日取りは異なるが、例年1月6日〜8日にかけて、チームごとに一斉に新人が入寮する。ここで不思議なのが、なぜこの時期なのかということ。

高校生も大学生もまだ学生であり、学校の授業がありそうな時期である。しかし、その心配はご無用。高校生も大学生も、最終学年のこの時期はほとんど授業がない。

高校生は受験シーズンに突入する時期だし、大学生も就職も決まり、卒論の追い込みに入っている時期だろう。ともにプロ野球の新人選手には関係がないことなので、むしろ学校に登校しても、ポツンと寂しいことになりそうだ。

高校生も大学生も、卒業見込みでの就業という形になり、プロ野球選手としてのスタートはこの1月に切ることになる。

まずは入寮だが、これは既婚者で世帯持ち以外の選手は入寮が義務付けられている。いかに鳴り物入りで入団したゴールデンルーキーと言えど、プロ野球のスタートはほかの選手たちと同じ寮での共同生活。ここでプロ野球選手としての生活のイロハを学び、先輩選手との交流を深めることになる。

プロ野球選手としての心構えやルールなども学ぶ期間になるので、新人選手たちもいろいろと気をもむ時期になりそうだ。

基本的に高校生は5年、社会人・大学生は2〜3年が寮生活期間となり、中には妻帯者でも単身赴任で入寮する選手もいるとか。

入寮が済んだら、早速新人合同自主トレのスタート。大阪桐蔭高校からドラフト1位で藤原恭大選手が入団した千葉ロッテマリーンズの例で言えば、1月10日〜 28日までが新人合同自主トレ期間だ。

ロッテ浦和球場で開催され、一般公開されるので見学や観戦が可能だ。気の早いファンには、この自主トレで新人たちの初々しいサインをゲットする楽しみがある。

初めてのプロ野球春季キャンプに突入!

2月に入ったら、本格的な練習のスタート。プロ野球春季キャンプに参加することになる。

チームの方針により1軍2軍の分け隔てのないチームもあったりするが、基本的にはここで新人たちも1軍と2軍に振り分けられる。

スローペースで調整するベテラン選手などが2軍スタートすることもあり、基本的には1軍の首脳陣がルーキーの実力を確かめる目的で、1軍スタートとなる新人は多い。2018年は30名の新人選手が1軍キャンプスタートとなった。

1軍キャンプでは現時点でのレベルが査定され、体力づくりの段階と判断されれば2軍に、身体はすでにある程度出来上がっていると見られれば、そのまま1軍でより実戦的な練習をすることになる。

ここで1軍に残る、もしくは2軍スタートの選手がいち早く1軍への昇格を勝ち取れば、2月後半からスタートするオープン戦への出場も見えてくる。

言うまでもなく、オープン戦での活躍は開幕1軍への最低条件。先輩プレーヤーたちを交えてのサバイバルレースが繰り広げられる。

また春季キャンプでは、チームによって異なるが、週に1日程度の休日がある。しかし、新人選手たちはこの日も休むわけにはいかない。

少年野球教室に参加したり、サイン会でファンと交流したり、地元開催のイベントに参加するなど、プロとしてグラウンド上のプレーとは違う種類の仕事を学んでいくことになる。

先輩プレーヤーたちとオープン戦で勝負!

3月に入ればオープン戦も佳境。2月までは積極的に与えられてきた出場機会も、この辺りから自分でもぎ取る必要が出てくる。スロー調整をしてきたベテランたちも出場するようになるため、出場枠の奪い合いは熾烈だ。

しかし、このオープン戦でしっかりと自分のポジションを奪取できなければ、開幕1軍はあり得ない。

プロ野球選手として始動してから3ヶ月で、チーム内の生き残り競争を勝ち抜かなければならないのもルーキーの宿命なのだ。

さて、この頃になると高校生と大学生は一度チームを離れ、母校の卒業式に参列する。級友との再会を果たし、質問責めに遭うのもまた恒例だ。

たった3ヶ月離れただけの級友だが、それぞれに進路が決まり、ともにステップアップへの誓いを立てて、旅立ちの儀式は終わる。

そして、チームに戻って間もなく、開幕1軍メンバーが発表されるのだ。

チームによっては1軍2軍だけでなく3軍もあるので、悲喜こもごもの発表となるだろう。

ちなみに2018年は13人の新人選手が開幕1軍の切符を手にしている。

ここに残った選手は新人ながら1軍の戦力になると認められた選手であり、新人王というタイトルも視野に入るプレーヤーだ。

当然ながら高校生の開幕1軍入りは至難の業だが、今年は中日ドラゴンズの根尾昂選手、広島東洋カープの小園海斗選手、千葉ロッテマリーンズの藤原恭大選手と、高卒スーパールーキーたちの1軍入りが期待される。今からワクワクが止まらない2019年シーズンを待とう!

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