祝!入寮の根尾選手が浴びた、意外な批判とは?

ナゴヤドーム NPB

2019年1月6日、中日ドラゴンズの独身寮「昇竜館」にピカピカのドラフト1位、根尾昂選手が入寮した。大阪桐蔭高等学校の寮では3〜4人部屋だったという根尾選手。

昇竜館では14.5畳の広い部屋に1人で住むことになる。持ち込んだ家具はバランスボールと空気清浄機のみで、テレビは持ち込まなかったということだ。「今後買う予定もありません」とキッパリ言い切った根尾選手。この部屋で野球漬けの日々を送ることになる。

これを受けて巷では、

「若者のテレビ離れが激しいな」

「大谷も観てないらしいな。ガッキーが誰か知らなかったらしい」

「頭のいいやつはテレビなんか見ないよね」

などと、テレビを見ない現代っ子らしい根尾選手に驚き、好意的な意見が見られる一方で、

「これからメディア関係者を相手に仕事するんだから、嘘でもテレビ持ってますって言えばいいのに」

「プロ野球選手がテレビ見ないはマズイだろ」

「野球選手なんてテレビのおかげで飯食えてるようなものなんだけどね」

などと、思わぬ批判を浴びせる人たちもいるとか。

中日ドラゴンズの親会社は中日新聞社。地元テレビ局にも積極的に資本を投下しており、根尾選手はドラフト指名以降、地元テレビ局の番組に引っ張りだこの人気者になっている。その本人が、自分が呼ばれた番組を見ていないということで、視聴者に一抹の寂しさが漂ったのだろうか。

また、プロ野球は球場で観るファンはもちろんだが、テレビ観戦がメインのファンも多い。プロ野球中継自体、以前は毎日のようにゴールデンタイムに放送されていたが、現在では地上波での放送は珍しいと感じるくらいに少ない。

そうした環境で育ってきた根尾選手が、「プロ野球観戦=テレビ観戦」という図式を一番に思いつかなかったとしても不思議ではないのだが、ファンとしてはむしろ、根尾選手の活躍で地上波でのプロ野球中継が増えるくらいの期待をしているのかもしれない。

しかし、根尾選手はプロ野球選手であり、決してテレビタレントではない。根尾選手がプロとしてまず磨くべきなのは、野球の技術そのものだ。

プロ1年生の根尾選手がテレビ番組を見て楽しむ余暇を必要とせず、今からひたすら野球の練習と、野球の知識を得るためにすべての時間を使う決意は、賞賛こそされても、決して批判されるべきことではないはず。

根尾選手がテレビを見る暇もないほど練習に打ち込んでくれれば、我々が根尾選手の活躍をテレビで見る日は近くなるのだ。

スター候補生ともなれば、心ない中傷はつきものだ。こうした洗礼を早くも浴びた根尾選手だが、彼ほどの人ならばそんな雑音は意に介さないはず。

プロ野球選手になるというひとつの夢を叶えた若者は、きっと素晴らしいドラマをいろんなメディアで見せてくれるだろう。

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